先日、小松市立稚松小学校の4年生、78名のみんなが大型バス2台で白山工房に来てくれました。
子どもたちは、3つのグループに分かれ、牛首紬の制作工程の見学、はたおり体験、まゆ人形作り体験を順番に行いました。
工房見学は、牛首紬技術保存会の会長である織田日出男先生にお願いして、牛首紬の歴史や伝統の技術についてお話していただきました。子どもたちはみな真剣にメモをとりながら、お話を聞いていました。
まゆ人形体験では、大人では思いもつかないまゆ人形がたくさん出来あがりました。与えられたものを自分たちで工夫するその独創性には驚かされました。余談ですが、人形を製作中、あちこちで女の子達の「キャー」という声が聞こえました。繭に入っている蛹(さなぎ)が原因です。真っ白の綺麗な繭のなかから、現れた恐怖(笑)。でもそれは「天からの虫」といわれる蚕さんの秘密が実感できた瞬間でもあります。いい経験になったのではないでしょうか。
はたおり体験は、5台の織機を使って行いました。1グループの中で5班に分かれ、それぞれが一枚の長い布を織りました。1つの織機を囲み、みんなで教えあい、確認しながら、楽しくわいわいと体験する様子は本当に微笑ましいものでした。
すべての体験が終わり、笑顔で帰っていくこどもたち。それを見送りながら、ものを作る『喜び』と『楽しさ』が、白山工房を通して、これからも少しでも伝えることができればと思いました。
最後に。限られた時間のなかで、3つのこと(工程見学、機織体験、まゆ人形作り体験)をあれほどスムーズにこなせたのは、段取りしていただいた先生方の引率力がすごかったから。先生方、本当にありがとうございました。
|
|




|
|
|